グラフィック・コンセプトはマウォポルスカのアイデンティティの鍵である。ギエヴォント山の十字架で終わる山々のラインは、何世紀にもわたってこの地域の住民の性格と感性を形作ってきたタトラ山脈の威厳を意味している。自然が豊かな都市の伝統と出会う場所という物語を創りだしている。高い峰々がさらに遠くへ到達する意欲をかき立て、街の味わいと伝説が「もっと感じる」と誘う場所なのです。
シグネットは流線型の幾何学的なフォルムを保っている。外側の2つの峰は、マウォポルスカの識別の鍵となるモチーフを暗示する「M」の文字の輪郭をはっきりと形作っている。中央の頂上には3つの小さな正方形が配置され、これはこの地方で最も有名な山のシンボルであるギエヴォント山の十字架を単純化したイメージである。このダイナミックな構図は、右側の赤い円によって補完され、日本の色と世界共通のシンボルである日の出を想起させるとともに、共同での国際協力の方向を指し示している。